足らっくんのこと

足らっくんのこと

- 足らっくん開発ヒストリー -

いつでも どこでも だれもが
歩きやすい環境を届けたい!
"日常" も "災害時" も お役に立ちたい。
そういう気持ちで作っています。


歩行マット「足らっくん」が商品に至るまで

当事業所では、靴底ゴムを製造時に出る廃棄物を高額な廃棄料を支払い処分していました。

廃棄物の処分は地球環境為にも廃棄物を資源に替えて、その問題を解決する新たな事業として、廃棄物をリサイクルし、「青い鳥コーセイ工場」としてのオリジナル商品に活用できないかと取り組んだ結果、商品として誕生したのが歩行マット「足らっくん」の始まりです。


平成24年6月 歩行マット「足らっくん」生産

300mm×300mmの現在の形になるまでにはみんなで試行錯誤を繰り返す日々が続きました。

廃棄物を細かく粉砕して、チップと接着剤を撹拌し、金枠に材料を入れ、左官屋の壁塗りみたいにコテで平らに均し100〜120度の温度で10〜12分間プレス機で圧力をかけて一回の成形でに2枚が完成します。

専門業者から技術的指導をしていただき、当初はうまく平らに均すことなどが出来ずに誠心の価値が無く苦労しましたが、今では製品として恥ずかしくない物になりました。

みんなが汗水ながして1枚ずつ手作りで生産に取り組んでいます。


平成27年6月 視覚障がい者誘導用ゴムチップマット試作

就労支援継続支援A型事業所が、ユニバーサルデザインの視覚障がい者誘導用マットを生産することになりました。

現在は厚さも何種類かありますが、女性や子供達やご高齢の方々が扱いやすくて生活しやすいのはどんな厚さだろう?と何度も失敗を重ねた結果のオリジナル製品です。

クッション性に優れているので膝や腰にも負担が少ない部分では、お年寄りがいらっしゃるご家庭にお役に立てると思いますし、ケガ等で歩くのがきつかったり、少しでも身体の負担がある方の軽減ができればというのがゴム製品に執着した部分です。

少しでも不自由を感じている方々が「足らっくん」を使う事で少しでも楽になれば…

そう願って誕生して形になった「足らっくん」です。